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[コメント] 失われた週末(1945/米)

現代から見れば、いかにも小市民的な悩みがほほえましくもある。
mfjt

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







最後、あれだけ酒におぼれて乱れていたはずの主人公が、いきなり立ち直って小説を書き始める。。。不自然もはなはだしい。しかし、よく考えてみると、主人公はそもそも依存症じゃなくて、単に依存症の恐怖におののいていただけじゃないの?(幻覚シーンも夢だとして)

とすれば、その心理的障害を取り除けば、さっさと書き始めるのも理の道理。

要するにこの映画、のんべはダメヨという、今から見るといかにも小市民的な価値観に基づいているわけね。勿論、時代の要請がそうだったに違いないけど。。。なんか「ご苦労さん」て感じ。

ところで、こういう「できた」恋人といっしょになったら、一生びくびくしてなきゃなんないね、こんな男としては。。。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)あき♪[*] 水那岐[*]

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