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[コメント] ベルサイユの子(2008/仏)

省略の重ねられた物語を生きる作中人物たちはどこか幻のように実在感を欠く。それを端的に欠陥とは断じないが、作品は半端な寓話の格好に落ち着いてしまっている。ギョーム・ドパルデューや子役の芝居が心を打てばよいという程度の志の映画にしても、演出家の爪痕は感じられない。夜間撮影には少々の意欲が認められる。
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このコメントを気に入った人達 (1 人)水那岐[*]

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