[コメント] つぐない(2007/英)
タイトルは贖罪だが、むしろ罪業という印象が残った。自らの行為の報いは自らに返ってくる。自業自得、自縄自縛。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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プロットに撮影や美術、音楽など技巧的な部分が評価されがちだが、この映画は一人の人間が「報い」を受けた苦しみを延々と描いている。嘘と言うのがいかに罪深いか。当事者だけでなく、身近な人間をも不幸に叩き落とすほどの悲劇を招くのか。
悲劇は起こったのではなく、起こるべくして起きたのだと思う。
空想の世界に贖罪を見出だすしかないと言うのが、また哀れと言う他ない。
なんと不幸な話か。
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