[コメント] 太陽の傷(2006/日) - 更新順 (1/1) -
台詞を言えば喜劇になるハスキー・ヴォイスの調べに肉体が運ばれていく。当人はかかる離人を当然のように受容し自分の不条理な力に流されていく。持てる力があれば行使せずにはいられない。事件は起きずにはいられない。 [review] (disjunctive) | [投票] | |
娯楽としての映画的楽しさは皆無で、見てて辛いばかり。こーゆー作品を制作する意義は感じるが、量産されては困るし、二度見たいとは思わない。['08.4.23DVD] [review] (直人) | [投票] | |
実態のない殺意。戯画的な物語が示唆する救いようのない現実。 [review] (林田乃丞) | [投票(3)] | |
本作は三池監督作品中「オーディション」や「極道黒社会」のように徹底したハードタッチで描かれている。殺された我が子の復讐を軸に、少年法・マスコミ・警察の危うさによって引き起こされる加害者と被害者の社会的ポジションの難しさ。有機的関係を失った人間の暴走。ホラーじゃないのにこの恐ろしさは何なんだ。主人公に共感したものの、俺的には2度と観たくない傑作だ。 (クワドラAS) | [投票(2)] |