[コメント] あるいは裏切りという名の犬(2004/仏)
フィルムノワールの再来というにはウェット過ぎるがまあ面白かった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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フランス製のフィルムノワールは余分なセリフや余分な演技や余分な音楽のないドライの雰囲気がよかったのだが、本作はかなり情念に重きを置いている。どちらかというと香港製フィルムノワールに近い。
しかしドパルデューがただの卑怯者にしか見えず、オートイユが一方的にいい人になってしまってドラマが盛り上がらない。またおフランスの映画ですから、香港映画のように下品なまでに、いい人に感情移入させるだけのパワーもない。
とはいうもののオートイユはどう見てもかっこ良かったし、スッキリとしたオチのつけ方も悪くはないと思った。
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