[コメント] ラスト・ワルツ(1978/米)
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うちで作るポテト・サラダのように、時々これがむしょうに観たくなる。 ”まだおったん?もう1曲やるからね”といって1曲やって”サンキュー、グナイッ!”ですからね。
これ観てると、曲の出だしとか、エンディング、ちょっとしたハプニングなどに楽しみがいっぱいあって、一瞬も無駄なところがないなと思う。 ゲストたちはおおむね、ふらりと現れて、歌いたいだけ歌って、エンディングはバンドにお任せで、さっと消える。 バンドは顔を見合わせて、せえので、終わらせる。 これは、キーをさがしていたのか、ニール・ヤングの周りをうろちょろして、一喝されるロビー・ロバートソン。 ストラップの外れるエリック・クラプトン。”これはビデオ観るまでわからなかった”とは、友達の言葉。んだ、んだ。 ボブ・ディランとの1曲目のエンディングのみんなの顔が真剣...ついで、ニタ〜。
レボン・ヘルムのドラムを真似して、スネアの装飾音をいっぱいかませる癖がついて、なかなかなおらないので、矯正のために(笑)一時期ドラム教室へ通ったこともあるけど、時間ってあっという間に過ぎてしまうもんだなと、つくづく思う今日この頃。 これを観ていると、今何しているのだろう、会ってみたいような気がする人をたくさん思い出すのだ。 16年。それ以上やってるバンドはごまんとあるが一応長い。 ツアー生活に疲れてしまうって、確かにあると、ツアーに出かけたことないけど真剣に思う。 この人たちが仲良しだなんて誰も思わないし、仲良しな必要もないし。 ビデオで観る彼らは若いけど、すでに2人もこの世の人でないとは...。
あのう、あの世に持っていくビデオ、ぼちぼちあなたも用意しませんか(笑)。 私のは今のところ、「コンサート・フォー・バングラデシュ」、「リトル・フィート――ロック・パラスト・ライブ」、「ジャクソン・ブラウンの海賊ビデオ」(画像・音声最悪なるも、デビット・リンドレー、ウォーレン・ジボンが登場、最後に隠されたお宝映像あり)がこれに続きます。どんどん集めるぞ!
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