[コメント] トゥモロー・ワールド(2006/米)
境界線を守る警備のものものしさ。土地と人間を区切り、隔てる発想が強制収容所に行き着く、退化した未来風景がリアルに思えてくる。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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反戦詩「生ましめんかな」を思わせる、廃墟での銃撃戦が一瞬途絶えるシーン。予想できたけれども、染みとおるような感動があった。
新しい命を宿した少女をかばいつつ、必死の逃亡を続けるセオ(クライヴ・オーウェン)。子供を亡くした過去が語られているせいか、ラストではヒロイックさが強く印象に残る。
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