[コメント] 地下鉄〈メトロ〉に乗って(2006/日)
すべてが中途半端。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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くたばれ!パラドックス!
てなかんじか。
この作品に限ることではないのですが、かつてのH.G.ウェルズのSF小説や、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に代表されるように「タイム・パラドックス」の理論に敬意を表していた精緻なストーリィに比べて、最近、「全く無視」した作品が多いように思います。 そのほうが制約がない、という開き直りも含めて。 自らを殺した「みち子」にはがっかりだ。 タイムスリップした街から、公衆電話を使えば現代に繋がる部分も、不可解。
田舎者のボクにとっても、都会の地下鉄の駅地下はミステリーで、出口がどこに繋がるかドキドキもんな感覚はわかるが、それと夢と混在させるのなら、いっそのこと「すべて夢」の方がマシ。
唯一、貴重に思えたのは、戦後の闇市の風景。 ああいうのはサラッと描いたものは多かったが、あたかも時折流れる北朝鮮のニュースであるかのような映像は、まぎれもない日本の事実だったんですよね・・・
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