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[コメント] 近松物語(1954/日)

妥協なきキャラクタリゼーション。人目も憚らずアンアン喘ぐように抱き合って泣く長谷川一夫なんて、ここまでやるか!というほどの見事な演出(演技)。
緑雨

進藤英太郎の大経師のケチでいやらしい悪役ぶりも徹底してるし、香川京子の存在感、南田洋子の瑞々しさ。宮川一夫の映像もシャープで、一連の溝口作品の中ではもっともテンポがよく、力強い印象。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)けにろん[*] いくけん[*]

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