[コメント] 近松物語(1954/日)
愛は正しい。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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ラスト、二人は昂然と刑場に引かれていく。二人にやましいところはないのだ。二人が殉じたもの。互いの感情の中に互いを認識し、その感情に沿って行動することが正しいと彼らに確信させたもの。後には、二人を責め、非難する、世間に立ち向かう強さを彼らに与えたもの。それが愛だ。愛は正しく、そして強い。とすれば愛は、正義ではないのか?
なぜか愛は、刑場に引かれていくのがよく似合う。
85/100(11/05/05記)
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