[コメント] プリースト判事(1934/米)
古き良き南部への郷愁たっぷりの30年代テイストの良心的ハリウッドコメディですが、今ならステピン・フェチットやハティ・マクダニエルが演じる善良で従順な使役黒人はポリコレ的にNGでしょうね。といって作品そのもを否定するのは私は間違いだと思います。
よく似たジョン・フォードの作品を観たことがあるぞと思っていたら『太陽は光り輝く』は本作のリメイクだったんですね。約20年後の『太陽は光り輝く』は、もっと構成も凝っていて南部気質に対する皮肉が込められて大いに笑えたのですが、本作の手放しの南軍礼賛ぶりには、やはりちょっと引いてしまいました。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。