[コメント] 山椒大夫(1954/日)
どんなに残酷な悲劇や感動的な出来事が起ころうと、溝口健二(+宮川一夫)は昆虫のような眼差しで耽々とフィルムに焼き込んでいく。たとえそれが逗子王(花柳喜章)のロマンティックな正義が成就されたときであってもだ。
(巴)
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