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[コメント] 僕が9歳だったころ(2004/韓国)

子供たちの小学校生活のみずみずしいこと。時代設定からすると40年以上前だと思えるのだが、ほとんどの家が貧しかったことなどは日本の僕たちの子供時代に通じる何かがあり、思ったよりその映像に入り込んでしまった自分を感じた。
セント

そうなんだ、子供時代ってこんなに自然で、フラットで、感受性が強く、女の子を気にしやすく繊細だし、けんか早く熱っぽいし、こんな子供生活をそれなりに苦労しながら生きていたんだなあ、と思い出す。

何より子供から見た大人の世界の,いびつさ、いい加減さ、無理にレールを変えてしまう身勝手さ、自分がどっぷり大人の世界にいやほどいるだけに良く分かりました。

子供たちの素直な告白に大人の世界、いわゆるこの現実の薄汚さを本当に認識させていただきました。

今年一番の号泣映画でした。秀作。

(評価:★5)

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