[コメント] ランド・オブ・プレンティ(2004/米=独)
05年に観た中では最もポジティブな映画だった。Plentyとは「豊かさ」という意味だろうか。では今、アメリカが、いや私たちが取戻さなければならない「豊かさ」とは何なのだろうか。私は、20歳のラナの心の中にごく自然に宿っている「寛容さ」だと思うのだが。
では、今までの全世界の歴史の中に「寛容」な国や時代が存在したことがあるのだろうか。それは、やはり取戻すものではなく、永遠に願い追い求めるものなのではないだろうか。
このヴィム・ヴェンダースのあまりにもストレートで無垢なメッセージをむげには出来ないだろう。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (4 人) | [*] [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。