[コメント] ヴェラ・ドレイク(2004/英=仏=ニュージーランド)
面の皮の厚さが善を容赦なく施す様を喜劇の間を用いて叙述している。事件発覚の間の悪いタイミングにしてもそうである。この着想は後半のリーガルサスペンスをどう受容すればよいか受け手に混乱をもたらしかねない。
が、最後にはまたやってやるぜ的な逞しさに誤接続することで、筋を通したと思う。
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