[コメント] ザ・インタープリター(2005/米)
このキッドマンは観ていていたたまれなかった。キッドマンの美に正義は不要。最近のキッドマンの映画を観ていると秀作と凡作の差が甚だしいように思う。その辺がキッドマンらしさなのかもしれないけれど。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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偏見と思われる方もいるかもしれないが、一キッドマンファンとして言わせてもらうと、彼女の美しさは愛国とか正義とは相容れないものだと想う。彼女の美はそういった精神論から無縁のところで活かされる。容貌の美に精神美が絡むと双方崩れ去ることになりかねない。それは現実でも同じ。それぐらいバランスが取り難いものである。
『ドッグ・ヴィル』のように本作も被害者の立場であり続けるならまだしも、正義の使者のような彼女は彼女でない。案の定、この方面での彼女の成し得る表現には限界があったようで、全くもってお人形さん状態。この程度なら、映画にするまでも無く何枚かの写真と粗筋で十分だっただろう。て言うか、劇中のキッドマンのゲリラ時代の写真は浮きまくりでびっくり。ストーリーもなんだか善と悪、偽善と偽悪が入り乱れていて厭らしかった。
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