[コメント] エターナル・サンシャイン(2004/米)
「男の未練」の詩情溢れる映像化。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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もうこの腕に抱きしめることができないのなら、むしろ完全に葬り去ってしまいたい。しかし、いざ彼女の姿が頭から心から完全に消去される段になって襲われる恐怖。見苦しいというなかれ。愛しているからこその未練なのだから(男の立場より)。
いつも通り広げた風呂敷を畳みきれないチャーリー・カウフマンの脚本。本作のラストも凡庸で唸らせるとまではいかないが、暖かい余韻を残してくれたことを評価したい。
ラクーナ社の面々が繰り広げるサイドストーリーがどうもスマートさに欠けるのが惜しいところ。
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