[コメント] 五人の兄妹(1939/日) - 更新順 (1/1) -
兄妹で歩く朝の湾曲した土手は美しく、焚書の火鉢の炎は禍々しい。画で語るスタンスが優れており、マッチの使い方はもうひとつだが、割れたボールを見送る大塚君代はとても美しい。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
戦前のバリバリの家父長制の中での男たちの息苦しさと、女の不自由さ。それを当たり前のように受け入れる生活観。長男の私としては勉強になります。一家の苦労を一人で背負う若き笠智衆の熱演が、今となってはなんだか微笑ましく見えます。 (ぽんしゅう) | [投票] |