[コメント] リオ・グランデの砦(1950/米)
いかにもマイナープロダクションらしい「つつましさ」だが、画面とそこに定着している豊かな映画の時間は他の誰のものでもないフォードのものだ。サンズ・オブ・ザ・パイオニアーズを多用していて殆どミュージカルと云っても良いぐらいだが、このあたりは同じリパブリック社製『静かなる男』での歌の使い方に繋がっている。
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映画を見終った人むけのレビューです。
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いずれもケン・カーティス(サンズ・オブ・ザ・パイオニアーズのメンバーであり、ジョン・フォードの娘婿。この後、フォード一家としてフォード映画の常連で、いつも歌の上手い気のいい男を演じている。『捜索者』でジェフリー・ハンターと殴りあう役が印象深い)が目立っている。一つ特筆しておくべきは、ジョン・ウェインがクロード・ジャーマンJr.と再開するテントの中のシーンだ。このシーンでのウェインの視線の演出が忘れられない。
#ローマ式の曲乗りシーンだが、ベン・ジョンソン、ハリー・ケリーJr.、クロード・ジャーマンJr.の3人が明らかに吹き替え無しでやっているカットがある。
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