[コメント] 歴史は夜作られる(1937/米)
良質のメロドラマは夜生まれる。 ストーリーが二転三転して飽きさせない。それにしても大金持ちでストーカー夫とは性質が悪すぎ!
何が驚いたって、戦前のシャルル・ボワイエの男前ぶり!!最近の俳優ではジュード・ロウを彷彿させる超美男子。それまで戦後の渋いオジさん俳優としか彼を認知していなかった私には衝撃的だった。
「アメリカのじゃじゃ馬娘」としてのイメージが強いジーン・アーサーが大金持ち夫人役というのはミスキャストに感じたが、フランス人シャルル・ボワイエとの兼ね合わせでアメリカ女っぽさが強調される結果となり良かった。基本的に、この女優さん大好きですし。
金に物を言わせて、執念深く復縁を迫るストーカー旦那が強烈です。ホラー映画の名作『フランケンシュタイン』で怪物を作ってしまい、その怪物に付きまとわれる博士を演じたコリン・クライブが本作では付きまとうストーカー旦那を演じているのがオモロ。 おまけに、どこまでも主人公に付き合う相棒のコック長レオ・キャリロも、ストーカー気味のナイスガイです。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。