[コメント] エース・ベンチュラ(1994/米)
動物愛護ネタ、障害者差別ネタ、下ネタと最近のアメリカン・ギャグ映画の必須要素を取り揃えているが、もうひとつのファクター「暖かい視点」がいまひとつ表に立ってこなかったのが残念といえば残念である。
ジム・キャリーは地のシャイな部分を隠そうとして攻撃的なギャグをやるタイプと自分は見ている。この映画の場合そればかりが正面に出て、彼の優しい一面がいまひとつ見えてこなかったため、「いたずらっ子ジム」を期待する向きサービスの映画となってしまった。短尺の映画であり、コメディアンとしては全力を出し切っているので文句をつける方が間違っているのだろうが、自分はジムの愛すべき部分は出切っていないと感じた。
スローモーション及び逆早回しの芸は笑えたんだけどね。
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