[コメント] タンポポ(1985/日)
単純明快な本筋と“食と欲”が凝縮された逸話群のブレンドが絶妙なのですが、何もそこまで客に媚びなくてもよいのでは、という痛々しい思いが終始つきまとうのは、娯楽映画の新境地を模索する生真面目な天才伊丹十三自身の終末を知っているからでしょうか。
(ぽんしゅう)
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