[コメント] キートンのセブンチャンス(1925/米)
笑える理由として編集の力も大きい。カットの切り替わりが絶妙がゆえに、追いかえられるキートンを見ながら不意打ちで笑ってしまうことが多かった。すべてが決着したはずのラストシーンでもユーモアを欠かさないのが微笑ましい。
大勢の女性に追いかけ回されたらうれしいと思う男性は大いに違いないが、あそこまで大群で迫られると、そりゃ誰だって逃げたくなる。転がる石よりも、血相を変えた女性軍団は怖い。
こんな規模の大きなドタバタ劇で、小粋な笑いを提供できるのがキートンのすごいところだと思う。
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