[コメント] 高校生ブルース(1970/日)
当時のセックス観の甘ったるさが、センセーショナルな音楽で妙な具合に彩られ、関根恵子が能面の無表情さで性戯に溺れる。これも70年代フリーセックスブームの落とし子か。
正直、性をあからさまに描くことを許されない監督の煩悶が渦巻いているだけのようだ。
関根がなまじ演技が出来るだけに、「陰の魅力」しか発揮しない彼女が痛々しくて仕方がない。自分としては、やはり貧乏でも明るかった60年代青春映画のほうが好きだ。
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