私が思わず涙を流してしまったシーンは、かつて人類を滅ぼした核弾頭が、今度は月に住む人類を救ったところだ。ロランの「人間の叡知が作ったものなら、人間を救ってみせろ!!」という言葉にひどく胸が痛み、そして熱くなり、涙が出ていた。何か、その壮大さに圧倒されてしまったのだ。“過ち”が“救う”事に変われる事に涙が出てしまった。うまくは言えないけれども…。

私はTVシリーズの∀の後半は実はほとんど見られていない。だから月光蝶では初めてのシーンがほとんどだった。それでも、私は感動した。これは愛故か?それとも本当に素晴らしかったのか?愛は評価を狂わすようだ(笑)。

パンフレットの富野監督の「この映画館にきてくださったあなたは、製作者の一員であるのですから!」というありがちな言葉にすら泣いてしまった人は私以外にはいないのだろうか…??(笑)

相変わらずの変なレビューすみませんでした…(汗)