[コメント] さすらいの恋人 眩暈〈めまい〉(1978/日)
二人は上昇することなく、ひたすら都市の底をふらふらと彷徨い続けているだけだ。京子(小川恵)の目は虚ろで、徹(北見敏之)の行動は唐突であるが確かに二人は幸福に満たされていたのだ。公開当時の、よるべなき空気をとらえた70年代青春映画の佳作。
(ぽんしゅう)
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