[コメント] レイジング・ブル(1980/米)
クズ野郎を徹底してクズ野郎と描いて見せられても・・・。同じ監督・脚本・主演の『タクシードライバー』に比べるとどうも心に響かない。
オリバー・ストーン(彼はスコセッシ監督の教え子であるが)とか、ジョン・ウーとか個人的に好きな監督達が挙ってオールタイムベストに選んでいたり、色々高い評判を聞いたりしていた作品だけに期待していたのだが、自分勝手で粗野なクズ野郎である主人公の言動に心惹かれる所は無く、イマイチ面白さが良く分からなかった。監督はさすがだと思うし、デ・ニーロの演技も凄いと思うんだけど、肝心の物語に何の魅力を見出せないまま見終わってしまった。「もう一度見直せば違うかも」という気持ちにもあまりならないし・・・う〜ん。
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