[コメント] 座頭市血笑旅(1964/日)
妥協せず生身の赤ちゃんを使い続けたから勝新・ひづるの打算カップルにも真摯な縁が降りて来る。が、そこが本作の最大の肝なのが弱いか…。濡れた農村風景の切り方に多くの冴えたショットを挟み按摩集団との3度の邂逅別離は無常感を際だたせる。
(けにろん)
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