[コメント] 新諸国物語 笛吹童子 第二部 妖術の斗争(1954/日)
第二部は大江山の霧の小次郎(大友柳太朗)と黒髪山の堤婆(千石規子)という二人の妖術使いの対決がメインストーリだ。菊丸(笛吹童子・中村錦之助)も殆ど出てこないが萩丸(東千代之介)の出番は実質上無し。なんという映画らしさに溢れた連作構成。
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映画を見終った人むけのレビューです。
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しかし、この映画の一番の見所は千石規子の娘・胡蝶尼を演じる高千穂ひづるの歌と踊りだろう。何度も同じ歌と踊りをリフレインする様が笑えてしまうのだが、とても可愛い。彼女が一番の儲け役だ。また、家老上月右門を演じる清川荘司がキレの良い殺陣を見せる。
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