[コメント] ブレッド&ローズ(2000/英=独=スペイン)
これもカメラワーク等画面作りはいかにもドキュメンタリータッチだが、プロットは作り物めいたところが多い。特に主人公マヤが姉へ詰問するシーンは姉の秘密が暴かれる映画全体の山場だと思うのだが泣き叫んで嫌なシーンだ。
労働闘争の行方についても帰結はなんとも安易な展開に思える。確かに良く考えられた 細部の演出もあり、決して悪い出来ではないが、作劇臭いプロット展開が胡散臭く感じられる。ただしラストはなかなかグッと来る複雑なエンディングだ。
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