[コメント] 気のいい女たち(1960/仏=伊) - 投票数順 (1/1) -
モノクロのフィルムを見ていると、時に既視感めいた思いが湧き上がることがある。この映画のパリジェンヌたちと、鈴木英夫や市川崑の映画の、我がニッポンの若い女性たちの日常の暮らしぶりの類似性に、郷愁と愛着の感情を覚えずにはいられないのだ。職場における雑談や、動物園、演芸場、レストランといった余暇の過ごし方がこれほど身近に感じられるのは驚きだ。 [review] (shiono) | [投票(1)] | |
しかしそれにしても、本作もアンリ・ドカエを楽しむ映画であり、当時のパリの夜を映して本作以上の画面を有する映画はもしかしたら無い、つまり、これが初期ヌーベルバーグの最高作かも知れない、という感慨を覚えます。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
行動に対して動機が明らかにされないというのはすごく怖い.「気のいい女たち」も「気のいい」だけじゃだめで,「気をつけない」とダメだと思う.そんな中,ラフォンは濃く,妖しいオーラを放っている. (Passing Pleasures) | [投票] | |
日常的な非日常。4人の女性のそれぞれの生き様がなんだか妙に現実的だった。 (隣の山田くん) | [投票] |