[コメント] 悪徳(1955/米) - 投票数順 (1/1) -
監督アルドリッチに主役パランスといえば、この翌年に傑作戦争ドラマ『攻撃』を生み出す“漢(おとこ)”コンビであります。しかし、本作はやはり、ブロードウェイ舞台初演で主演したジョン・ガーフィールドにこそ演じてほしかった。パランスの熱演も悪くなかったが。(もっともガーフィールドは赤狩りで干された上、公開当時は既に故人だったが。) (AONI) | [投票(1)] | |
室内劇。カメラが戸外へ出た記憶がない。非常に厳しいドラマなのだが、アルドリッチの特質でもある「尋常ではない臭さ」がこうまで全面に押し出されてしまうとちょっとついていけない。アルドリッチも空間的広がりが欠けると魅力が半減してしまう。"移動"が描かれているアルドリッチがいい。 (ゑぎ) | [投票] |