★5 | 探偵スルース(1972/英) | 2人の演技が抜群で手品を拝見しているようだった。物語のトリックが実に斬新で狡猾的!こんなに沢山の落ちがある推理ものは中々無い。ゲーム感覚で流れる音楽は本当にゲームを楽しんでいる気分にさせてくれる。イギリス風ユーモアのピエロ姿が印象的。 | [投票(1)] |
★4 | ホーリー・マウンテン(1975/メキシコ) | 大騒ぎする主人公を見て、呆気に取られてしまった。今の大群は一体何?・・・映像から飛び出す不可解難問は逆に刺激を与えた。はっきり言ってしまえばよく分らない映画。なのに、前半から溢れ出す異様なムードが「次は何?」と期待させてくれる。 | [投票] |
★3 | プランケット&マクレーン(1999/英) | 豪富を狙い、貧困は狙わない。気持ちの良い強盗劇!って金持ちを狙うのが当たり前なんだけどね。仕事をする度賞金が嵩むその首を、貧乏人にプレゼントするくらいの設定ならもっと面白いのに・・・。西部劇らしい友情と激戦に満足!珍しく女性は純情的でした。 | [投票(1)] |
★5 | プレイス・イン・ザ・ハート(1984/米) | 大恐慌に負けず、生きる希望、諦めない努力を費やすエドナの姿に感動しました。行く手を遮る猛威に立ち向かう姿勢は、壮大な冒険劇の様にも見える。邪悪な病原菌を含む様な世間に拭く風が、絶望、悲しみ、激怒を与え罪人に詰る。その光景はとても寒かった。 | [投票] |
★5 | マルメロの陽光(1992/スペイン) | 光と影のコントラストが実に良く捉えられている。輝きを持つからこそ、人は生きる事が出来ると思った。希望の潰えた世界など誰も見たくない。光が温かく感じたり優しく感じるのは闇があるから。生は人間にとって光。ならばその間は優しく温かく居たいと思う。 | [投票] |
★3 | 20世紀ノスタルジア(1997/日) | 20世紀も終わり、終わり序に何でもゴザレ!みたいな主張が窺える。神秘に満ちた題材を、ありったけの浪漫と最後のアイドルに託した夢物語。日本のテクロノジー技術の最先端を担うような出来栄えと、凝ったカメラアングルが首都を美しく捉えていた。 | [投票(1)] |
★4 | エンジェル・アット・マイ・テーブル(1990/英=豪=ニュージーランド) | リルケの詩に基づいた希望を、人々は理解しているのに、なぜそれを現実に見つめると絶望に変えるのだろうか?大人にはやり直す時間と飛び込む勇気が無くなる事を理解した。赤毛の貧乏パーマの少女の純粋な姿は、まさしく机の上の天使に見えました。 | [投票] |
★4 | 戦略大作戦(1970/米) | お見事な筋書きに圧倒しました。名誉も欲しい、財力も欲しい、命も欲しい、激戦中でありながらそんなに欲望を渦巻いていたら悪魔が微笑むぞ!なんて思い緊張した。頑なな奴等が見せる演技は最高。マニアが喜ぶ戦争機器、得にタイガー戦車のこだわりは凄い。 | [投票(2)] |
★5 | 真夏の夜のジャズ(1959/米) | ジャンルの中にも其々の個性が輝いて、人の数だけ感動がある。一緒に乗る楽曲、一緒に唄う楽曲、聞き惚れる楽曲、和む楽曲に激しく熱くなる楽曲、・・・でも、みんなが同じ空間で同じ感情を重ねる瞬間はもっと気持ちが良いだろうなぁ。音楽は奥が深い。 | [投票(1)] |
★4 | ピアニストを撃て(1960/仏) | シャルルとフィルの姉弟愛が印象的。悪人が「ぎゃふん!」スッキリした。闇(サスペンス)が輝く為には、光(ユーモア)もより一層の輝きが必要。演出設定にそんな思いを感じられました。そしてモノクロ映像はハードボイルドを哀愁世界に導く。 | [投票(1)] |
★5 | 点子ちゃんとアントン(1999/独) | 元気な点子ちゃんと優しいアントン君、小さな二人が小さい頭で考えて純粋に行動する姿がとても可愛かった。微笑みは絶やさないように、悲しみは俯かないように、二人のピュアな心が共鳴している。誰かを想う心は、とても優しくて安らぎを感じます。 | [投票(3)] |
★5 | フォレスト・ガンプ 一期一会(1994/米) | 監督の心憎い演出と嬉しい悪戯心に感服しました。幼少時代の功を成す出来事、偉人や故人の出会い、自分の存在理解、暖かい光に包まれた感動の体験、そして友情とは愛とは?様々な経験を通じて生きる姿に、勇気と希望の素晴らしさを教えて頂きました。 | [投票(1)] |
★5 | フットルース(1984/米) | 青年の主張が見事に貫かれた気持ちの良い作品。NEVER,HERO,I'm・Free等の強力なナンバーが映像を鋭く印象付けている。工場内のケビンのダンスは、内心打ち震える感情を押し殺してしまう程パワーを感じ非常にカッコ良い。・・・牧師の母、素敵。 | [投票(1)] |
★4 | U−571(2000/米) | 極限状況に陥りながらも、冷静な判断を下す姿に感激しました。あまりにも映像に迫力があり興奮が収まらず、ここぞ!と言う時の効果音にドキッ!心臓が痛かった。暗いし狭いし恐いし・・・。「開けてくれー!」死んでいないのに棺桶に入れられた気分だった。 | [投票(1)] |
★4 | ボディガード(1992/米) | 体を張ってまで守りたい女性に出会えた事は幸せだと思う。愛の為に闘うケビン、愛の為に熱唱するホイットニー・・・激しくて熱いハートを感じた。立場が違い過ぎる二人だからこそ、届けたいメッセージは、誰にも負けない情熱が輝いて見える。 | [投票] |
★3 | ホーホケキョ・となりの山田くん(1999/日) | 「サザエさん」の様にキャラクターがしっかりしていて分り易い。お気に入りのキャラクターは犬のポチ!吠えもしない、尻尾も振らない、愛想もない、でも噛みつく・・・そんなクール?な奴でも、飼われているんだから、日本もまだまだ捨てたもんじゃない。 | [投票] |
★5 | さすらい(1976/独) | 国境の壁が人間の願望の壁と相対するように思えた。何かに挑む根性と勇気、乗り越えた感動と嬉心、人間なら阻む事は存在しない。生する限り人は執着を覚え愛を知り死んでいく。愛は死線を乗り越える・・・奇妙な快感に包まれて、永遠に終わらない気がした。 | [投票] |
★3 | 夢(1990/日) | 夢とは人が生み出す幻だからこの映画を見てイメージが違うと言う人も多いと思う。都合の良い夢、意識とうらはらな夢、エンディングを描けなかった夢・・・こんな壮大なるタイトルをつけてしまうと映画製作にも凄まじい神経を費やしたのではないかな?
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★4 | 恋はワンダフル!?(1997/英=米=アイルランド) | 自分&相手に必要な幸せは愛情、笑顔、食欲、と短いかもしれないが熱愛。この映画を見ると真剣に恋愛の基本を考えたくなる。お見合い対決で初めて相手達をバスの中から見る女性軍の行動が面白い。窓に張り付いて品定めしているみたいだった。 | [投票] |
★4 | 恋する人魚たち(1990/米) | 青い空よりも深い海よりも広がるような恋を見つけた表情が今でも忘れられない。ほのぼのとした感じで、台詞の全てに暖かさを感じた。教会の鐘をひたすら鳴らし続ける姿にも、青春の痛みだ!どんどん鳴らしなさい、と側で話し掛けたくなりました。 | [投票] |