コメンテータ
ランキング
HELP

[あらすじ] ストロンボリ 神の土地(1950/伊)

第二次大戦直後の48年。イタリアの難民キャンプに滞在していたリトアニア出身のカリーン(イングリッド・バーグマン)は、兵隊あがりのイタリア人青年と結婚して彼の故郷ストロンボリ島にやってくる。だが、活火山をいただく島の貧しい村の環境は彼女の想像を越えており、彼女はたちどころに絶望的な気分に陥ってしまう。それでもなんとか生活し始めた彼女であったが、村の人達との交際もうまくはいかず、彼女の絶望感は癒されることがない。そんな折、活火山はその猛る本性をむき出しにして、噴火を始めるのだった…。〈99分〉

無防備都市』を観て感激したバーグマンが、イタリアでロッセリーニとのコンビで製作した第1作。ロッセリーニがバーグマンの為に構想から練りあげた人間ドラマで、シチリアの北に実在する島、ストロンボリでオール・ロケを敢行した。この出演の後、バーグマンは夫と娘を捨ててロッセリーニのもとへ走り、以後ハリウッドを追われることになった。

(評価:★3)

投票

このあらすじを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のあらすじに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。