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[あらすじ] 双頭の鷲(1948/仏)

王妃(エドウィージュ・フィエール)は思い出のクランツ城を訪れる。その夜、盛大な舞踏会が開かれるがそこに女主人の姿はない。婚礼の日に王が暗殺されて以来十年、王妃は黒いヴェールを纏い、部屋に閉じ篭って暮らしているのだ。城の外では王妃暗殺を狙うスタニスラス(ジャン・マレー)が警察に追われていた。窓から飛び込んできた彼を見て王妃は驚愕する。彼は亡き王に生き写しだったのだ。だが、戸惑う彼に王妃は奇怪な命令を下す。『三日以内に私を殺せ』と。並ぶもの無き高みにある君主とあらゆる権威を否定する無政府主義者。二人の間に不思議な絆が生まれる…。宮中には皇太后一派その他の陰謀が渦を巻いていた。[白黒87分]
(★5 )

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