[あらすじ] ヴィタール(2004/日)
交通事故を起こした高木博史は自分を含めたすべての記憶を喪失していた。それまでは見向きもしなかった医学書に興味を示し、見事に医学部に入学を果たして医師である父親を喜ばすのだった。やがて解剖実習が始まり、博史の班には若い女性の遺体が割り当てられた。実習にのめり込む博史は記憶を取り戻しつつあったが、涼子という女性と過ごす現実とは異なる世界に想いを馳せるのだった。その一方、かつての恋人を自殺させたという自責の念にとらわれた同級生の吉本郁美が博史に接近する。(カラー/86分)
1988年頃から10年以上にわたって数百冊の図版などの参考文献にあたり、10ヶ月に及ぶ解剖学者や医学生への取材、2ヶ月間の解剖実習見学などを経て本作は誕生した。
ベネチア国際映画祭特別招待作品。ウラジオストック国際映画祭審査員特別賞受賞。
参考:http://www.vital-movie.com/
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