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[あらすじ] ソニア ナチスの女スパイ(2019/ノルウェー)

第2次大戦時にノルウェー、スウェーデン両国で活躍した女優が、スパイとなってナチスの情報を提供していた史実を映画化。1940年ナチスはノルウェーに侵攻、実質的な支配者となった。事態を憂えた隣国スウェーデンでは自国の情報をナチスに流しているスパイの正体を探るために、両国で人気の女優ソニアイングリッド・ボルゾ・ベルダルに目をつけ、彼女にノルウェーに派遣されたナチス高官に接近するように依頼。当初は気乗りしない彼女だったが、ノルウェーの家族の安全を確保するためにナチス高官に取り入り、その愛人となって情報を集める。やがてそのナチス高官からソニアに対して驚くべき提案がされる…(110分)
シーチキン

ソニア・ヴィーゲットは1913年にノルウェーに生まれ、1934年に女優としてデビューし、1939年にスウェーデン人の作家と結婚し(後に離婚)、スウェーデンでも女優として活躍した。そしてスウェーデン諜報部に協力し、ナチスの情報を探る活動に従事していた。

しかしその活動は極秘であるため、傍からは「ナチス協力者」と見られていたらしい。大戦後も彼女は女優として活躍したが、「ナチス協力者」という噂は絶えることがなかった、とのこと。

彼女は1980年に没し、その25年後、2005年になってようやく彼女に関する機密文書が公表され、彼女が第二次大戦時にスウェーデン諜報部の協力者であった事実が公表された。

(評価:★4)

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