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[あらすじ] 十手舞(1986/日)

江戸、北町奉行(渡瀬恒彦)は、表で裁けない悪人を処罰する為に死刑囚人を死んだことにして、影十手[元目明しのまむしの弥助(川谷拓三)他2人]を作った。それから20年。米相場を我が物にしようと企む札差し、牙の伝蔵(地井武男)の闇の組織[豪商のみならず、大藩の家老、旗本もいる]を潰すべく、影十手たちは悪者の集合場所を一気に襲った。が伝蔵のみ取り逃がす。そしてその時弥助の前に立ちふさがった一味の女、それはお蝶(石原真理子)だった。彼女を見て弥助は、10年前に捨てた娘だとすぐに分かった。(まだまだ続きます)
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2人の話をこっそり聞いていたのは、伝蔵の女、おれん(夏木マリ)だった。

それを聞いた伝蔵は、お蝶の命を助けたくば・・と弥助を呼び出し、ワナを仕掛けて殺す。踏み込んだ役人たちは、伝蔵は逃がすものの、お蝶を捕まえた。

そして、奉行は弥助の後釜にとお蝶を影十手に任命するのだった。

実は伝蔵の後ろには闇将軍と言われる老中筆頭松平周防守がおり、その悪事を暴くため動かぬ証拠[捏造された渡海赦免状]を取って来いと、お蝶は命じられる。それは周防守と関係のある廻船問屋叶屋(実は元周防守の腹心の武士:世良公則)が密かに持っていた。

お蝶は赦免状を盗み出せるか? また一味の中で殺しが有り、町方で ‘地獄’と呼ばれる同心(竹中直人)が執拗に絡んでくる。116分。

週刊サンケイ(現週刊SPA!)に連載されていた劇画「十手花(作:森幸太郎、画:ふくしま政美)」に五社が手を入れて映画化。新体操のリボンを使い、話題になった。

(評価:★2)

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