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[あらすじ] 馬鹿息子(1920/米)

ウォール街の大立者ニック・アルスタイン(人呼んで“長老ニック”)には息子バーティ(B.キートン)と、その姉と里子(孤児をニック氏が育てた)アグネスがいた。アグネスを愛していたバーティはボンボン育ちで世間知らず[そんなものですな]。「現代女性にもてる方法」などという本を読んで、会ったこともない有名な踊り子ヘンリエッタのプロマイドを壁に貼ったり、また賭博場に出入りして粋がっていた[悪ぶるんですね]。しかしそんな悪ぶりが表面的だけなことを知っていたアグネスは、逆に彼を愛していたのだ。即結婚したいとバーティは言うが、長老ニックは許さない。「一人前になってからだ」と事業を起こす資金として100万$!の小切手を切るのだった[親バカだね]・・・(もう少し続く)
KEI

一方、姉の夫マークは株の仲買人だったが仕事がうまく行かない。そして裏ではあの踊り子ヘンリエッタと関係があった[実力のない奴ほど女に入れ込みますな]。その踊り子の娘が屋敷に訪ねて来るに及んで、皆を巻き込む一騒動に発展していく。

ウィンチェル・スミスの当時ヒットした舞台「新しいヘンリエッタ」の映画化であり、キートン初の長編作品。舞台はダグラス・フェアバンクスがやったが、映画は多忙で出来ないと、代わりにキートンを推薦したという逸話が残っている。71分。

(評価:★4)

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