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[あらすじ] 遥かなるクルディスタン(1999/トルコ=オランダ=独)

トルコ・イスタンブールに住む青年メフメット。彼は肌の色が濃いため、度々「クルド人」に間違われた。サッカーの中継に興奮した暴徒に追われて、広場でカセットテープなどを売るクルド人ベルザンと親しくなる。ある日、バスが検問に会い、その際にクルド人と疑われ、身に覚えのない拳銃所持の疑いで彼は逮捕され、一週間後に解放されたが、仕事を失い、さらに彼の部屋の扉には、クルド人を示す、大きな赤い×の字が・・・。恋人やベルザンの支えで、新しい仕事と部屋を見つけるが、新しい部屋の前にも何者かが×字を残していった。そんな現状に、ベルザンは差別に対する抗議デモに参加するが、そこで悲劇が起きる・・・
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけの解説です。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







クルド人・・・それは、独自の国家を持たない民族集団。2500〜3000万人とも言われている。

オスマントルコが第一次世界大戦で敗れると、「クルディスタン」と呼ばれた地域は、サイクス・ピコ協定により、トルコ、イラン、イラク、シリア、アルメニアの一部に分断された。それぞれの地では少数派として生活している。

トルコでは長年、クルド人は迫害されてきた。それは今でも変わっていないといわれている。

(評価:★4)

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