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[あらすじ] 叫び声(2021/日)

北関東の農村。その豚飼いの男(渡辺紘文)は朝歩いて養豚小屋へ向かう。あふれかえる豚の鳴き声のなか一人で黙々と豚の世話をし、天気の良い日は送電線を渡る風切り音のもと屋外で、雨の日は作業小屋の片隅で新聞を読みながら昼食をとり、夕方になると歩いて家へ帰る。ふたりで暮らしの祖母(平山ミサオ)と食卓をはさみ会話のない夕食をとり、祖母の入れ歯を洗い、寝床に入り就寝前に少しだけ本を読む。そして休日には人気のない映画館でスクリーンに向かう。それが男の一週間だ。栃木県を拠点に自主制作を続ける渡辺紘文/渡辺雄司兄弟の「大田原愚豚舎」製作のミニマル映画。東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門監督賞。(モノクロ/75分)
(★3 ぽんしゅう)

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