[あらすじ] ゼンタイ(2013/日)
ゼンタイ。それは頭からつま先まで全身をタイツで包むコスプレ愛好者のこと。彼らは第二の皮膚を身にまとうことで、内側に秘めた感覚が鋭敏になりより「自分」を感じるのだという。そして、顔も体も覆いつくすことで他人の目や社会的属性から解き放たれ、外見や性差、職責を超越した自由を手にするのだった。そんなゼンタイたちが集まったカラオケボックスのオフ会を軸に、価値観や立場のギャップが生む日常の「生きづらさ」を、ユーモラスかつ辛辣に描いた6つのエピソードがゆるやかに連携するオムニバス映画。ワークショップに参加した俳優やタレントたちの即興演技をもとに橋口亮輔監督が構成した異色作(62分)
〔episode.1〕 草野球
メンバーが9人を切ってしまった草野球チーム。キャプテンは危機を打開しようと、新メンバーを勧誘するためのアイディアミーティングを開いたのだが。
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〔episode.2〕 コンパニオン
スーパー開店イベントのために集められた女性コンパニオンの控え室。ベテランにはベテランの意地とプライドが、新人には新人の言い分と夢があった。
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〔episode.3〕 発泡酒
仕事帰りに一杯飲もうと居酒屋に立ち寄った4人の男。発泡酒をたのもうとした仲間に、リーダー各の男が、ワケのわからない難クセをつけ始めた。
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〔episode.4〕 レジ店員
帰り際のアルバイト女子4人を呼び止めてシフトの確認した中年の女性主任は、彼女たちの勝手な言い分の総攻撃にさらされてしまう。
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〔episode.5〕 ゼンタイ
カラオケボックに集まった全身タイツ愛好家の男女11人。屈託なく歌いはしゃぐベテランたちのなかで、まだぎこちなさが抜けない新人がいた。
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〔episode.6〕 主婦
言った言わないの行き違いから、主婦仲間のボスにブログで罵倒され孤立した主婦は、謝罪のためにボスと取り巻きたちのもとへ出向いたのだが。
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