1950年代。復員軍人のフランク（レオナルド・ディカプリオ）と女優志願だったエイプリル（ケイト・ウィンスレット）は、結婚して二人の子供と郊外の住宅地の「革命通り」で暮らしていた。刺激の少ない生活にあきたりないエイプリルは、地元のアマチュア劇団で演劇活動を再開したが芝居は酷評され、フランクともひどい言い争いになってしまった。一方、車と列車でニューヨークの会社まで通うフランクだが、彼も仕事に今ひとつ身が入らず、若いタイピストと気まぐれな情事を持ったりしてた。日々の虚しさに耐え切れず、もっと充実した生活を求めるエイプリルは、突然、一家でパリに移住して暮らしたいと言い出した。（119分/シネマスコープ）