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[あらすじ] 忠直卿行状記(1960/日)

家康(中村鴈治郎)に合戦の武勇を称えられ、家臣達の尊敬と畏怖のなか若殿・松平忠直(市川雷蔵)は上機嫌で宴に興じていた。翌日、家中の若者を集めて催された槍試合でも忠直に敵う者はなく、ことごとく武者たちを退けてしまった。忠直の願いは、2歳の時に出家した母・清涼尼(水谷八重子)に立派に成長した姿を見てもらうことだ。しかしその夜、忠直は槍で打ち負かした家来の会話を耳にする。「以前ほど、勝ちをお譲りするのに骨が折れなくなった」。生まれて以来、自分に向けられていた家臣たちの賞賛と尊敬、女たち愛情は全て偽りだったのか!忠直は深い猜疑の闇へと引きずり込まれたのだった。(94分/白黒/シネマスコープ)
(★3 ぽんしゅう)

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