コメンテータ
ランキング
HELP

[あらすじ] 殺人論文 次に私が殺される(1996/スペイン)

「私はアンヘラです。これから殺されます・・・」マドリード映像学院の研究生、アンヘラ(トレント)が入手したビデオに、同校生徒の惨殺シーンが!同級生の映像マニア・チェマ(マルティネス)の手を借り真相を探るうちに、学院を舞台にした驚くべき犯罪が浮かび上がる・・・。現代社会の病理を浮き彫りにする衝撃ホラー!125分
G31

アンヘラはマドリードにある映像専門学校の生徒で、卒業論文に取り組んでいる。テーマは映像における暴力表現の影響についてで、そこから、暴力映像の収集家であり内向的な映像マニアであるチェマと接点が生まれる。アンヘラが入手したビデオでは、すでに痛めつけられ、顔のやつれた女性が、自分の名を名乗り、これから殺されると告げるところから始まる。顔をマスクで隠した男が登場し、彼女に延々と暴力を加え、最後に息を引き取るまでが、無言のカメラに映し出される。アンヘラとチェマは、殺された女性が、以前から行方不明になっていた同校生徒であることに気づき、真相を探る決意をする。映像に固有の特徴などから捜査線上に浮かび上がってきたのは、同じく専門学校の同級生である、ボスコ(エドゥアルド・ノリエガ)だった。彼は甘いマスクの好青年で、一見爽やかなスポーツマン・タイプだったが・・・。

ついにアンヘラがビデオ・カメラの前に立たされるときが来た・・・。

スペイン映画界で最も権威あるとされるゴヤ賞('97)で、監督のアレハンドロ・アメナバールが新人監督賞、チェマ役のフェレ・マルティネスが新人俳優賞を受賞、他にBest Sound賞、Best Editing賞なども受賞している。

(評価:★4)

投票

このあらすじを気に入った人達 (1 人)uyo

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のあらすじに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。