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[あらすじ] 太陽の季節(1956/日)

バスケットボールに飽き足らず、ボクシングに情熱を傾けていまだ足りない学生、竜哉(長門裕之)は、仲間とともに街で拾った女たちのなかの一人、英子(南田洋子)と親密な関係となるが、クールで湿らない関係を望むふたりは、逢うたびに刹那的な遊戯を続ける。しかし、英子はその関係のなかで初めての愛を知り、竜哉に執拗につきまとうことになる。そんな英子を面倒に思うようになった竜哉は、兄・道久(三島耕)に彼女を金で売る。だが、受胎を知った彼女はあくまで竜哉に追いすがり、そして竜哉も無慈悲な言葉を浴びせるのだった。「太陽族」の牽引者石原慎太郎原作小説の映画化。〔日活/89分/モノクロ〕
(★2 水那岐)

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