[あらすじ] 戦火のかなた(1946/伊)
連合軍イタリア上陸直前の43年7月から44年冬のドイツ支配からの解放までのエピソードを、イタリア本土を北上するようにシシリア、ナポリ、ローマ、フロレンツェ、フランシスコ派僧院、ポオ河の6つの逸話で構成したイタリアン・ネオリアリスモの代表作。靴を盗まれた米黒人兵、米軍兵士と再会する娼婦、戦火をくぐり恋人を捜す米軍看護婦、宗派の違う従軍牧師を迎えるカトリック僧、独軍によるパルチザンの処刑。それぞれの逸話は淡々と語らえながらも痛烈に戦争の悲劇を訴えかける。『無防備都市』と並ぶロベルト・ロッセリーニの戦争叙事詩。(114分)
(ぽんしゅう)
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