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[あらすじ] ファーストラヴ(2021/日)

関東芸大講師で有名画家の聖山(ひじりやま:板尾創路)が、娘の環菜(かんな:芳根京子)に包丁で刺殺されるという事件が起きた。環菜は就活でTV局のアナウンサーの試験を受けた直後、大学に行き父を呼び出していた。彼女は「動機はそちらで考えてください」と供述し、話題になっていた。事件から3か月がたち、裁判が待たれる中、売れっ子公認心理師の真壁由紀(北川景子)は「彼女にはそう言わせる何か背景が有り、気持ちを上手く表現出来ていないのではないか」また「子供の問題は、親にも問題が有る」という観点から、彼女の半生を本にしたいと取材を始める。(もう少し続きます)
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担当の弁護士が庵野迦葉(あんのかしょう:中村倫也)と聞いて、由紀はハッとした。それは彼が夫我聞(がもん:窪塚洋介)の弟で、誰にも言ってないが実は学生時代の恋人だったからだ。

由紀は迦葉と協力してやっていくことを確認すると、早速環菜と面接した。が「動機はそちらで・・・、なんて言ってません!私は嘘つきなので!」とエキセントリックにわめく始末だった。

それでも面接を重ね、話をまとめ、関係者の証言を次々と得て行く。母親、大学の元恋人、コンビニの店員、デッサン会のこと・・・。そこから徐々に浮かび上がってきたものは環菜の心の闇であり、それはまた由紀が昔に封印した闇と重なるものだった。119分

直木賞を受賞した島本理生の同名小説の映画化。

(評価:★3)

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