[あらすじ] シャラコ(1968/英)
ニューメキシコのインディアン保留地にヨーロッパの貴族が狩猟旅行にやって来る。フレデリック男爵(ペーター・ファン・アイク)率いる、従者、案内人含め総勢30人の一行だ。メインは男爵とダゲット卿(ジャック・ホーキンス)夫妻、クラーク大使(アレクサンダー・ノックス)夫妻そしてイリーナ子爵未亡人(BB)だった。一匹のクーガーをお膳立て通りイリーナが見事仕留めた後、設営地に引き上げる事になったが、イリーナは物足りなかった。途中で山稜に獲物を見止めた彼女は・・・(まだまだ続きます)
「撃ってくる!」と1人で馬を走らせる。案内人の頭ボスキー・フルトン(スティーブン・ボイド)に男爵が聞く「危なくないかね?」「大丈夫ですよ。念の為・・・」と1人のガイドを追わせる。がそれを数人のインディアンが見ていた。
シャラコ(ショーン・コネリー)は野を越え、山を越え・・・そして銃声を聞く。駆けつけるとガイドはダメだったが、イリーナをインディアンから助け出す、「シャラコ元大佐だ。軍から頼まれて来た。早く行こう」。と彼女を急がせ、設営地へ向かう。が程無くインディアンの一隊に取り囲まれてしまう。酋長の息子チャトだった。よく知っている因縁の相手だ。チャト「保留地に入らないという協定を破っている。」「申し訳ない。それで俺が来た。一行は夜明けまでに退去させる」。
そして、設営地。廃墟に幌馬車を数台並べただけのものだ。シャラコは着くなり事情を説明するが、男爵は聞き入れない、「許可証は取ってるんだがな。たかがインディアンだろう。まぁ、君もまず食事したまえよ」と動こうとしない。
―どうしようもないなとシャラコは納屋に行き、1階と2階を見て、馬の世話をしていた顔見知りの若い案内人ロハス(ジュリアン)に声を掛ける。「ここで応戦して、何日もつと思う?」「2日。3日は・・無理かな。」「だろうな。俺は出かけて来るが、その間に武器と食料を1階と2階に分けて隠しておいてくれ」。
夜が明けた。インディアンの攻撃が始まった。シャラコは何処へ行った?横柄な貴族たちの運命は? 物語はまだまだ始まったばかりだ。113分。
ルイ・ラムールの小説「アメリカ西部の真実」の映画化
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