コメンテータ
ランキング
HELP

[あらすじ] 仕掛人・藤枝梅安2(2023/日)

江戸での仕事(part1)を終え、仕掛人藤枝梅安(豊川悦司)と相棒彦次郎(片岡愛之助)は慰労と梅安の墓参りを兼ねて、京へ向かっていた。その京都では井坂惣一(椎名桔平)一派というごろつき浪人共が、店々で金と女を調達する狼藉を繰り返していた。総髪の井坂は恐ろしい使い手だった。一方山道を行く、梅安と彦次郎。途中で1人の侍に目を留めた彦。その男は昔、妻と娘を殺したごろつきだった。梅「ちゃんとした身なりをしているが・・・」、「いや、あの顔は忘れねぇ」と彦は言い切った。(まだまだ続きます)
KEI

その侍をつけていく2人。やがて、侍は伏見のとある寺に入っていく。何と、それは梅安が行くつもりの、師匠津山悦堂(小林薫)の墓がある寺だった。梅は彦に「すまねぇが、1人で行かせてくれ」。

・・・その侍も悦堂の墓に参っていた。「私はこの墓に眠る悦堂の弟子ですが―」と梅安は切り出した。「おぉ、これは。私の父が生前先生に命を救われましてね。父亡き後は、私がお礼参りをしているのでございます。」「そうですか。毎年師の宅に来られるお侍様が居られましたが・・・」「そうです」と言い、続けて「私は大和郡山藩の家臣、峯山又十郎(椎名桔平:二役)と言います。」そして、実は私は養子に行っており、実家の井坂には双子の弟がおります、と話の途中で触れた。―とすると、その弟の方が彦さんの敵(かたき)か、と梅安は思った。

数日後その又十郎が、大阪の闇の蔓(つる:依頼人の頼み事を仕掛人につなぐ元締)の白子屋菊右衛門(石橋蓮司)に弟の殺しを依頼していることを、梅安は偶然に知る。

そして、今迄誰にも話したことがない過去の―梅安が悦堂の元を去る契機となった―出来事に絡む井上半十郎(佐藤浩市:彼も仕掛人) の存在を否応なく知ることになっていく・・・、119分。

池波正太郎生誕100周年記念企画の映画化の続編。 

(評価:★5)

投票

このあらすじを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のあらすじに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。